ゴミの不法投棄、ゴミ捨てルール無視で困っている時の対処法

ゴミの不法投棄 未分類

ゴミの不法投棄や、マナーの悪いゴミ捨てなど、ゴミに関する近隣トラブルに悩まされている人が増えています。

ゴミを分別していない、ゴミの曜日や時間を守らない、粗大ごみなどを不法投棄されるなど、トラブルに巻き込まれてしまったら、どのように対処すれば良いのでしょうか。

実際の事例を確認しながら、ゴミトラブルの解決方法を解説していきます。

引越し前の隣人調査ならトナリスク

ゴミの不法投棄などによる近隣トラブルが増加中

近年ゴミの不法投棄に悩まされる人が増えてきています。

その理由としてあげられるのが、ゴミの有料化があります。ゴミを捨てるのにお金がかかってしまうために、ゴミを不法投棄してしまう人が増えています。

また一般ごみだけでなく、産業廃棄物などの不法投棄も増えていて、逮捕される業者も増えてきています。

ゴミ出しトラブルの体験談と対策方法

ゴミに関する問題は年々増加傾向にあり、そのマナーの悪さに悩まされている人が増えてきています。

ではゴミトラブルにはどのようなケースがあるのか、実際の事例や判例を見ていきましょう。

ゴミの不法投棄

ケース①

ゴミをマンションの駐車場に捨てていく人がいます。多分お昼ご飯をコンビニで買って、食べたゴミをそのまま駐車場に捨てているのだと思います。

ゴミ捨て場でもゴミ箱でもない場所にゴミを置いていくのでとても困ります。

対策のアドバイス
このケースの場合、同じマンション内の人が捨てているのだと予測できます。コンビニなどで購入したものを、自分の駐車場で食べてそのまま捨てているのでしょう。この場合は、犯人がハッキリしていないので、まずは管理会社に連絡して、しかるべき対応をしてもらいましょう。
対応としては、注意喚起だけでなく、駐車場に監視カメラを付けるなどの対策が適切です。

同じような事件の判例

カップめんの容器など計19キロ程度の家庭ごみをショッピングセンターの駐車場に40回ほど不法投棄した疑いで40代の女性を逮捕された。

URL:http://www.pref.kyoto.jp/sanpai/documents/1111.pdf

ケース②

飲食店の店主が、お店で出たゴミを家庭用のゴミ袋に入れて一般ゴミとして捨てています。毎回大量の生ゴミを家庭ゴミとして捨てているので、明らかにおかしいです。

こういう場合はどこに通報すれば良いのでしょうか。

対策のアドバイス
業務上で出たゴミを一般ごみとして廃棄することは、法律違反となっています。
そのため、速やかに警察や役所など、しかるべき場所に通報することをおすすめします。
いくら食品であったとしても、一般ごみとして廃棄することは認められていないので、すぐに対応してもらえます。

同じような事件の判例

廃プラスチックや木くずなど約3,870キロの産業廃棄物を一般ごみに見せかけて投棄した疑いで社長と従業員3人が逮捕された。

懲役一年、50万円の罰金、執行猶予3年の判決が下された。

URL:http://www.pref.kyoto.jp/sanpai/documents/1111.pdf

ゴミ捨てルール無視

ケース①

ゴミの分別をしてくれない人がいます。可燃ごみにペットボトルや空き缶などのリサイクルゴミを混ぜて出すのはもちろんのこと、ひどいときは小さな家電なども可燃ごみの袋に入れて出してあります。

何度か大家さんに相談して注意してもらったのですが、全く改善されません。

対策のアドバイス
ゴミ捨てルールを守らない人への対応は、まず管理人さんや管理会社に連絡してもらうという対応で適切です。でもこのケースの場合は、管理人さんに注意してもらっても改善されていないとのこと。
そういう時は、地域の環境保全センターや、各担当地域の清掃業者などに相談してみるのがおすすめです。
特に環境保全センターでは、ゴミ捨てルールについて対応してくれる部署なので、きちんと対応してくれます。

ケース②

ゴミを出す曜日や時間を守らない人がいて、いつもゴミがカラスや猫に荒らされて散乱しています。散乱した後のゴミを片付けることもしないので、いつも私や近隣の人たちが片付けています。

一度、ゴミ出しのルールについて説明したのですが、その後数回は守ってくれたものの、またルールを破るようになってきました。

対策のアドバイス
ゴミを出す日時を守らないという場合は、地域の環境保全センターに連絡してもいいのですが、なかなか改善が難しい場合があります。なぜなら、捨てる日時を改善するように、注意喚起することしかできないからです。
これでは、以前相談者さんが注意したときと同じで、しばらくは改善されても、また元に戻ってしまいますよね。
このように解決が難しいケースの場合は、隣人迷惑・近隣トラブル仲裁サービスがおすすめ。専門家に相談して、スムーズに解決していきましょう。

 

ゴミの臭い

ケース①

隣の家の人がゴミを溜めていて臭いがひどいです。隣の人はルーズな人のようで、きちんと毎回ゴミを捨てず、1~2か月溜めてから一気に捨てています。

夏場は臭いだけでなく、ハエやゴキブリなどの害虫も集まり、とても不衛生です。何とかしてほしいのですが、言い出しにくくて困っています。

対策のアドバイス
ゴミ屋敷の問題は、まずはその地域の自治体に相談してみましょう。自治体の人が家主に注意してくれたり、家主の身内などに相談して解決してもらえます。
ただ、自治体では解決できない場合も沢山あります。
その場合は、役所の環境保全センターなどん相談します。ただし、緊急性が高い(家屋が倒壊しそう、腐敗臭がするなど)の場合は警察に通報するのも一つの手です。

ケース②

近隣にゴミ屋敷があるのですが、最近臭いがひどくなって大変なことになっています。もともとゴミが山積みになっていたので、今までによなかったのが不思議ですが…。

最近になって急に生ごみ臭がひどくなって、近くを通るだけで気持ち悪くなります。また、風向きによっては、家にいる時も窓を開けると漂ってくるので、窓も開けられません。

本人に注意しようにも、家から全く出てこないので何も言えません。自治体の人もお手上げのようで困っています。

対策のアドバイス
今まで匂わなかったゴミ屋敷が急に匂うようになった。通るだけで気持ちが悪くなるほどの悪臭。家主が全く出てこない。この3つの状況を考えると、中で家主が孤独死しているという可能性も捨てきれません。
このケースの場合は、速やかに警察や消防に通報することをおすすめします。
もしも、孤独死ではなかったとしても、近隣に迷惑をかけるほどの悪臭を放っている場合であれば、警察も何かしらの対策を講じてくれるはずです。

ゴミ出し問題の苦情相談先一覧

もしもゴミ問題に巻き込まれてしまったら、どこに相談するのがベストなんでしょうか。

ゴミ問題の相談先を一覧にまとめてみました。

相談先 流れ 電話
管理会社 マンションやアパートの場合は、まず管理会社に連絡。 各物件による
自治会 自治会や町内会がある場合は、そちらに相談しても◎。 各地域による
環境保全センター 管理会社や自治会で対処できない場合は市や区の環境保全センターに相談。 各地域による
管轄の清掃事務所 地域を担当している収集業者に相談しても◎ 各地域による
警察 不法投棄など、法を犯す内容の場合は警察へ 各地域による
生活トラブル調査センター 無料で専門家のアドバイスがもらえる。 0120-783-080
弁護士 解決が難しい場合は弁護士に相談することもできる 03-3581-0031(東京弁護士会 紛争解決センター)

マンションやアパートなどの集合住宅の場合は、管理会社に相談するのが一番です。

ゴミの出し方などについて直接注意してしまうと、住民間で揉めてしまう恐れがあるので、まずは管理会社から注意してもらいましょう。

戸建ての場合は自治体や役所などに相談してみましょう。

ただし、自治会や役所などの場合は、注意するくらいしか解決策がありません。中には注意されても改善しない人もいるので、その場合は専門家や弁護士に相談するというのも一つの手です。

できるだけスムーズに解決したい!という場合には隣人迷惑・近隣トラブル仲裁サービスがおすすめ。

不法投棄やゴミ捨てルールの改善など、ゴミに関する近隣トラブルを穏便に、かつ確実に解決に導いてくれます。

また、そもそもこういったトラブルを予防するためには、引越し前の隣人調査や、トラブル予防サービスの利用も考えましょう。

まとめ

ゴミ問題は、近隣の住民とのトラブルだけでなく、業者の不法投棄などの犯罪行為まで様々であるため、内容によって相談する相手が変わってきます。

自分だけで解決しようとすると、問題が悪化してしまったり、近隣との関係が崩れたり、最悪の場合、悪質な嫌がらせを受けたりする可能性もあるので、きちんとした専門家に任せるのが一番安心です。

困ったときは「隣人迷惑・近隣トラブル仲裁サービス」に相談して、安全にスムーズに解決していきましょう。

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